ワインの特徴と基礎知識
CLUB CHEESE! >国別ワイン基礎知識5分でワインの基礎をマスター!
日本でコンビニでも売られ手軽に飲めるワイン。
日本で一般的に手に入るワインと言えば、
フランス・イタリア・アメリカ・チリ・スペイン・ポルトガル・ドイツ・オーストラリア産…そして日本産である。
イメージ的には、
・フランス・イタリアが、生産量・品質など総合的なツートップ。
・老舗のポルトガル・スペイン。
・白ワインのドイツ。
・手軽で美味しいアメリカ:カリフォルニア。
・コスパに優れたチリ。
・高品質低価格を売りにしているオーストラリア。
・安心の日本産。コンビニのテーブルワインが旨い!
▼製法的には赤と白とでは若干異なる。
・赤ワイン
→黒ブドウを果皮や種も一緒に発酵させる。その為タンニンによる渋み、色素が抽出される赤ワインとなる。
・白ワイン
→白ブドウか黒ブドウの果肉だけを発酵させる。果皮や種がないためフルーティーな仕上がりのワインとなる。
■黒ブドウ・白ブドウの品種が気になる方は、WIKIを参照してください。
これを繰り返せば、すぐに知識だけでないリアルガチなワイン通になれる!
▼国別ワインの基礎知識
ワインの生産量ではイタリア、ぶどうの栽培面積ではスペインがそれぞれ世界一である。ただ品質の高さ、洗練されたワイン文化、知名度などで、フランスはワイン産地として高く評価されている。1935年にAOC法(原産地呼称)を制定するなど、フランス共和国政府を挙げて、ワイン品質の維持・管理・向上に取り組んでいる。
・ブルゴーニュ地方:ロマネ・コンティ・ボジョレーヌーボー・シャブリなどが有名。
▼スパークリングワインの代名詞シャンパンの生産地
・シャンパーニュ地方:ドンペリが有名。
フランス産のワインはコンビニやスーパー等でも必ず販売されている。とりあえず1000円位の物から気軽に飲んでみるのがいい。
イタリアは生産量、消費量、輸出量などすべての面で常にトップクラスに位置するワイン王国である。国中どこでもブドウが育つが、北・中・南とぶどうの味わいは異なり、必然的に味も異なる。初心者におすすめなのが、温暖な気候の中部のワイン(トスカーナ州・キャンティは日本でも有名)。
→イタリアワイン最高格付のワイン。ボトルには政府発行のDOCGシールがボトルの首部分に張られる。
・DOC:上級ワイン
→生産者協会や国家機関が週単位で定めた、品種や栽培の基準を満たしたワイン。約300銘柄が登録されている。
・VdTIGT:地酒
→限定された地域で、推奨されたブドウで造られたワイン。
・Vdt:テーブルワイン
有名な銘柄:バローロ。
コンビニやスーパーでおなじみのスパークリングワイン、アスティ・スプマンテのアスティは、イタリアのDOCGワインで、アスティ県、およびアレッサンドリア県、クーネオ県で生産されたもののみが認定。
スペインワインのラベルの特徴は熟成年数による分類が4段階で記載されている。
・グラン・レセルバ
→赤ワイン:60ヵ月熟成
→白ワイン:48か月熟成
・レセルバ
→赤ワイン:36ヵ月熟成
→白ワイン:24か月熟成
・クリアンサ
→赤ワイン:24ヵ月熟成
→白ワイン:12か月熟成
・シン・クリアンサ・ホーベン
→クリアンサの熟成を満たしていないもの。
生産地と品質による格付け
・DOC:最上級ワイン(特選原産地呼称)
・DO:上級ワイン(原産地呼称)
・Vdit:地酒
・VdM:テーブルワイン
ポート・ワイン(ポルトガル)、マデイラ・ワイン(ポルトガル)とともに、「世界三大酒精強化ワイン」のひとつである。原料は白ブドウのみが用いられ、蒸留酒やリキュールではなく、白ワインの一種となる。
ドイツでのワインの格付けで珍しいのが、ブドウの糖度が高いものほど格付けが高いというところ。
ちなみにイエローテイルは、コンビニの定番ワイン。女性にも人気。特にスパークリングの人気が高い…気がする。