自作燻製器自作燻製器作り方自作燻製器ベニヤカット図面Amazonのサーモスタットサーモスタット接続図、回路図

ハイスペック燻製器を、ベニヤ1枚で仕上げる!

燻製の作り方レシピ
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これ一台で全ての燻製が対応可能!

お金をかけないで、業務用としても使用できるしっかりした燻製器を作る。単純に最安値で作るなら、段ボール燻製器ですが、さすがに温度が安定しない点など業務用としては難しい。
そこで手作りで作るならやはり木製燻製器。ただこれも拘るとそれなりの値段になってしまう。そこで今回は、短時間&ローコストで作れて、機能性も優れたベニヤ性の燻製器を紹介。
コスパという点では、間違いなくNO.1の燻製器である。
■材料
・3尺×6尺×厚11.5のベニヤ…1枚
・M6×40六角ボルトセット…36セット
・蝶番51㎜…2セット
・パッチン錠P-22…1個
・スリムビス3.3×30…100個
■使用道具
・インパクトドライバー
・6.5ドリル・+ビット
・10スパナ…2本
■その他道具(必要に応じて)
・角網300㎜…6枚
・トレイ…1枚
・温度計…2個
・電熱器…1個
・サーモスタット…1個

▼Let's 燻製機作り開始

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燻製用ベニヤベニヤで作る燻製器燻製器用金具類ホームセンターでベニヤをカッティングカット料金込みで2420円
▼道具&カットは全てホームセンターで!
ベニヤは3尺×6尺(900×1800×11.5)。
カッティングは、上記のカッティング寸法を、ホームセンターでカットしてもらいましょう(鋸刃の厚さは、燻製器の脚の寸法で吸収させる)。
また金具類も合わせて購入。
今回はベニヤのカット代金と金具類一式で、税込2,420円。
※加工室があるホームセンターであれば、使用させてもらいましょう。またレンタル工具などもあれば利用しよう。
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100均で燻製用網購入
▼100均で角網とトレイ購入。
300㎜の角網6枚と、スモークウッド使用時のトレイを購入。
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▼早速組み立て(約1時間程で完成)・ケガキ
燻製器のケガキ
▼6.5のドリルで穴あけ
燻製器用網棚
▼穴あけ完了♪
燻製器穴あけDIY
▼網棚用のボルト取り付け
網棚用ボルト取り付け
▼スパナ2本でで増し締め
燻製器用の網棚増し締め
▼とりあえず網棚用のボルトを取り付け。
網棚用の支えは、20㎜位の角材をステーにして木ねじで取り付けてもいいのですが、意外と手間です。ただこれを、木ねじオンリーでは強度が弱い。そこでたどり着いたのが、ボルトによる網棚。ボルト左右6本で網を支えれば、網が落下することもなく、安定性もいい。
※ボルト高さのピッチは70㎜としましたが、お好みでOK。
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▼スリムビス(必須)で組み立て
スリムビスで燻製器組み立て
▼上手く打てない場合は下穴をあけましょう。
木製燻製器した穴加工
▼扉の蝶番を付けて、温度計の穴を6.5であける。
燻製器温度計バンドック
▼扉のパッチン錠を取り付け
燻製器パッチン錠
▼完成。
自作木製ベニヤ燻製器完成
▼電熱器のコード用の切りかけを6.5のドリルで加工
電熱器で燻製
▼ウッドも電熱器も使えます♪
燻製器でスモークウッド
▼木製燻製器完成!
作り始めれば1時間ほどで、あっという間に完成です。ポイントは、3.3以下のスリムビス(木ねじ)を使用すること。ベニヤの厚みは11.5mmである。これ以上径の大きい木ねじだと割れてしまう。
燻製器の脚は必要!?
燻製器に取り付ける左右の脚ですが、これは扉の開閉がしやすいように取り付けています。面倒ならなしでもOK。
どんな燻製にも対応!主なスペック
・熱燻製80℃迄可能
・冷燻製は高さがあるので生ハムやスモークサーモンも余裕。
・S字フックを網につければ、吊るし燻製も可能。
・左右のボルトに棒を乗せれば、竹串等での吊るし燻製が可能。
・大量の燻製が一気に仕込めます。
・強度はかなりあり。数年は問題なく使える。
・一番簡単な構造です。用途に応じてアレンジしましょう。
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燻製用電熱器KKmoon 90~250V 10A 角網
▼電熱器等は全てアマゾンで購入可能
300㎜角網…20枚:1,734円
イズミ電熱器…1個:1,443円
バンドック温度計…1個:526円
サーモスタッド…1個:1,390円
タイマーコンセント…1個:1,138円
自作だから可能なこの価格。
サーモ付きでこのサイズの燻製器であれば、市販品なら5万円以上である。また電熱器も燻製器の内寸が320㎜×308.5㎜ある為、市販品のほぼ全ての電熱器が取り付け可能。

▼サーモスタット&タイマー取り付け方法

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▼激安デジタルサーモスタット・Amazon
KKmoon 90~250V 10A
▼中国製で取説は英語ですが雰囲気で分かります。
1.2が接点。3.4が電源。5.6がNTC温度センサー
▼端子はマイナス
マイナスの精密ドライバーでねじをまわす
▼コンセント類はホームセンターで購入
コンセント類はホームセンターで購入
▼ケーブルはVVF1.6(2本差しが無理でした)
端子はマイナスねじ
▼差し込んだ感じ。
VVF1.6を使用
▼NTCサーミスタは燻製器に4パイの穴をあけて通す。
NTCサーミスタを燻製器に取り付け
▼回路接続は上記図面を参照
サーモスタット配線方法
▼電源を入れると現在の温度を表示
サーモスタット取り付け方
▼パラメーターはHC=H、d=任意の温度。設定だけでOK
サーモスタットのパラメータ表
▼コンセント付きタイマーamzon(設定時間でOFF)
燻製用デジタルタイマー。設定した時間に電源OFF
▼サーモスタットとタイマー取り付けは簡単。

一定の温度で、一定時間燻製するのは業務用として、必須である。そこで温度調整をする機能としてサーモスタットを取り付ける。正直サーモは通常安価な物でも1万円程度はする。このサーモをAmazonで見つけたときは「ちゃんと使用できるの?」であった。
ただ使ってみるとかなりの優れもの。これはかなり使えます。難を言えば中国製で、取説が英語。ただ設定はコントローラーのSを長押しして、カーソルでパラメーターをいじるだけ。

ちなみにパラメーターの設定は
・設定温度(何度で燻製したいか)。
・dの設定温度からの差の温度。
を設定すればOK。例えば設定温度60℃とし、d=5とした場合。60℃で電源が切れ、55℃で電源がONする。
※パラメーターの設定 モードはコントローラーの「s」長押しで設定可能。

使ってわかるサーモの必要性
燻製と温度の関係は親密である。つまり温度をコントロールすることは、美味しい燻製を作ることに直結する。
サーモがあれば燻製以外に燻製器を熱乾燥、簡易熟成、オーブン替わりにも使用が出来る。また肉類などの熱処理が必要な燻製、冷燻製のように火を入れたくない物の燻製には、あると便利ではなく一度使用したら手放せなくなる。
※もちろん手軽に燻製をするなら必要は無い。ただ燻製にハマり、ハム、ジャーキー、スモークチーズ、等を本格的に作ったり、色付きに拘るようになったら、お勧めである。


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▼トップバリューチェダーチーズを燻製してみる。
トップバリューのチェダーチーズ(プロセスチーズ)
▼網に乗せる。
6Pチーズ燻製
▼サーミスタを食材近辺にセット
温度センサー付きで設定した温度で燻製ができる
▼燻製器内はこんな感じ。
温度調整付き燻製器
▼電熱器60℃でOFF、55℃でONの設定
燻製用サーミスタ
▼燻製時間は2時間
燻製用タイマー
▼放置して2時間後!色むらなく完成。これは楽です。
チェダーチーズ燻製
▼設定した温度範囲で燻製が出来、自動で切れるのは楽である。

これは普段燻製をしたことがある人ならわかると思うが、温度が一定で、自動で電熱器の電源が切れるというのはかなり楽である。上記のムラの無い燻製が2時間放置で作れるのは画期的だ。
燻製用のサーモは安いもので1万円程度するが、2000円程度で作れる。機能的にも、5万円以上の業務用燻製器と変わらない。
作る手間をかけれるなら一度作ってみるのも悪くない。

▼自作燻製機:上級者編

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▼参考ブログ「悲しき温帯
木製燻製機燻製器温度調整機能燻製器煙調整
▼自作でここまで作れる!
木製燻製器の作り方を紹介されています。
ブログ「悲しき温帯
見た目にわかる高機能な燻製器。こだわれば、市販品には無い使い勝手のいい燻製器ができる。

また検索すれば自作の燻製器が結構見つかるので、参考にして自分好みの燻製器を仕上げるのもおすすめです。
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