自家製ホエイプロテイン&カゼインプロテインの作り方
CLUB CHEESE! > プロテインダイエット&筋トレチーズ作りが好きな奴は大体マッチョw
牛乳を酸で固めればプロテインができる。
牛乳にレモン汁を入れると、たんぱく質の酸変性で牛乳が凝固する。この凝固したものは一般的にはカッテージチーズといわれ、水分をホエイとよんでいる。
ただ視点を変えれば、カッテージチーズはカゼインプロテインで、残った水分はホエイプロテインである。
細かいレシピは、このクラブチーズで紹介しているのでコチラを参考にしてください。
1ヵ月で3㎏減はイケる!自家製プロテインの効果!
これは自分自身の効果である。一日1リットルの低脂肪乳をクエン酸で、ホエイプロテインとカゼインプロテインを毎日摂取。ホエイは毎日の軽い筋トレ後に、カゼインは就寝前や酒のつまみとして食した。現実的な効果として、就寝前や小腹がすいた時に食べるカゼインプロテイン。これは本当に腹持ちがいい。モサモサして旨くはないが、腹にたまる。
プロテインの質としては、ホエイプロテインが断トツ優秀なのだが、ダイエットの敵は間違いなく空腹である。この空腹を緩和出来るのは大きい。たんぱく質の質云々ではなく、単に腹持ちという意味でこのカゼインは優秀だ。
1ヵ月生活は普段通りで自家製プロテインを飲み続けた結果、体重は63㎏から60㎏へ。3㎏減となった。これは間違いなくカゼインプロテインの腹持ちの良さの結果である。ちなみに筋力もオムロンの体重計ではアップしている。
単純に牛乳を飲めばいいのでは!?
ホエイプロテインは体への吸収が早い。この良質のプロテインのみを運動後に補給するからこそ意味がある。牛乳を飲むのとは効率が異なる。
ホエイプロテインとは
現在プロテインと言えばこのホエイプロテインを指す。消化吸収が早く特徴としては、
・筋肉を増やす。
・免疫を高める。
・ダイエットに役立つ。
デメリットは、乳糖の働きで下痢になる場合がある。
カゼインプロテインとは
一般的には、カゼインはゆっくり体に吸収される為、就寝前に飲むといいと言われている。つまりカゼインの効果は長時間作用するという事。ただ逆を言えばトレーニング前後のいわゆるゴールデンタイムに飲むプロテインとしては適していない。ちなみにこのカゼインプロテインを摂取するために、スキムミルクを飲むという手があります。スキムミルクは、脱脂粉乳のことで、牛乳から乳脂肪を取り除いたもので、含まれるたんぱく質はほとんどがカゼインです。
プロテインを飲むベストなタイミング
・トレーニングの1時間前。・トレーニング直後。
・就寝前。
1回に飲むべき量は?
1日の必要タンパク質の量は、体重1㎏あたり1gともいわれていますが、トレーニングをしている人であれば、2.2~2.3g程度のたんぱく質が必要。普段の食事で50~80g補うと考えると、その差分をトレーニング前後、就寝前のプロテインで効率よく補うといい。 ソイプロテインとは?
大豆たんぱく質を利用して作ったプロテイン。下記レシピで豆乳を使用すればOK。レシピは豆乳チーズのレシピか、ソイプロテインの作り方を参照してください。プロテイン作りの材料
・牛乳…1000㏄位
・クエン酸ORレモン汁OR酢
道具
・ボウル
・ザル
・布(濾す用)
・ステンレス鍋or鋳物鍋(保温性が必要)
・温度計(必須)
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今回は酢で作るが毎日作るならクエン酸が一番!
牛乳の酸変性についてはクラブチーズのTOPを参照ください。今回はミツカンの酢で作ります。
ちなみに使用する牛乳は脂肪分を考えると、無脂肪乳がベストだが、さすがに出来上がりが味気ない。そこで味をある程度考慮すると低脂肪乳がベスト。
ちなみに使用する牛乳は脂肪分を考えると、無脂肪乳がベストだが、さすがに出来上がりが味気ない。そこで味をある程度考慮すると低脂肪乳がベスト。
美味しくカゼインを食べるなら!
明治ブルガリアヨーグルトのイチゴ味等を75g(パックヨーグルト1個分)を、牛乳と共に入れると非常に食べやすいカゼイン&ホエーとなります。
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牛乳1リットルを70度まで温めたら酢50~100㏄を投入
弱火で攪拌しながら温めます。温度計がなければ、沸騰しない程度でOKです。
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酢を入れてから10分位攪拌したらモロモロしてきます。
牛乳がモロモロしてきたらボウル→ザル→布と重ねて濾します。
布に残るのがカゼイン。下に落ちるのがホエイとなります。
布に残るのがカゼイン。下に落ちるのがホエイとなります。
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ホエイプロテイン完成!
出来立てを飲んでもいいのですが、夏なら冷蔵庫で冷やして飲むのがベスト。今回酢で作っているので、若干酢の味がします。味にこだわるなら、グレープフルーツジュース、アセロラドリンク辺りがベスト。
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カゼインプロテイン完成
布で濾した状態で冷蔵庫で1日放置すると、上記写真のように固形分が布に残ります。見方を変えれば、カッテージチーズですが、筋トレ業界ではカゼインプロテインとなるw。
食べ方は、これもクラブチーズで色々紹介しているので参考にしてください。上記写真は出来上がったカゼインプロテインを絞って、栗きんとんみたいにし、一日天日干しをし保存性を高めたもの。カピカピに脱水すれば、永久に日持ちする。味は、かなりタンパクでパサパサだ。決して美味しいとは言えないw。ただ就寝前に食べると腹持ちがいい。
また食べると、口の中の水分を全部持っていかれるので要注意。美味しく食べるなら、メイプルシロップを少々たらすと美味である。
▼カゼインプロテインを少しでも美味しく食べる!
カゼインプロテインでマドレーヌ作り。
カゼインプロテインでマドレーヌ作り。
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▼今回の酸は伊藤園の黒酢を使用
▼80℃に温めた牛乳を酸変性でカゼインを固める。
▼布で濾します。
▼早速ホエイプロテインゲット!
▼カゼインでマドレーヌを作ります。
▼材料は100均のマドレーヌミックス!
▼バターの代わりにカゼインプロテインを入れる。
※出来上がったカゼインを全部入れてもOK!
※出来上がったカゼインを全部入れてもOK!
▼マドレーヌ用の型がない…。
▼オーブンで180℃25分で焼く
▼カゼインプロテイン・マドレーヌ完成!
▼意外に美味しい!腹持ちもいい!
▼マドレーヌというよりガトーショコラ完成。
カゼイン単品は食べていると飽きるので、お菓子作りなどに使用すると美味しく食べられる。基本的にはバターの代わりに、出来上がったカゼインプロテインを使用すればうまく作れる。就寝前など小腹がすいた時に、腹持ちがいい為一口食べるのに便利である。
▼酸変性を利用したチーズLINK
▼自家製チーズ作りのLINK集
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