国産チーズの作り方

ベストは夜仕込んで朝食べる!

CLUB CHEESE! > 日本の家庭で作る一番最適なチーズ

牛乳500㏄+ヨーグルト180g‐1個=250円で作れる。

現代の日本の環境に応じたチーズとは!?

チーズの種類は世界で数百種類あるといわれている。
元々保存食であるチーズは、その土地土地の環境に応じて色々な種類のものが作られた。
では現代の日本の家庭で作るベストなチーズは!?
簡単・安い・ヘルシー・思い立ったらすぐ作れる。そして…美味しい。この条件を満たすチーズだ。

答え:ヨーグルト凝固のチーズ
ヨーグルトの乳酸を利用して牛乳のカゼインを凝固させるチーズ。クリームチーズに比べると少々タンパクだが、ヘルシー志向の強い現代においては、これ位ナチュラルがいい。味もヨーグルトの味が移るので間違いなく万人受けするチーズに仕上がる。
材料もコンビニで揃うのでいつでも誰でも即作れる♪
プロテイン作りの材料
・牛乳…500㏄位
・明治ブルガリアヨーグルト…180gカップ1個
道具
・ボウル
・ザル
・布(濾す用)
・ステンレス鍋or鋳物鍋(保温性が必要)
・温度計(必須)
1
ローソンセレクトの牛乳と明治美味しい牛乳ローソンのヨーグルト棚明治ブルガリアヨーグルトとおいしい
牛乳とヨーグルトを購入。

メーカーや銘柄はなんでもOK。

牛乳もヨーグルトも100%コンビニで揃う。ちなみにヨーグルトは好きな味を選ぼう。今回は明治ブルガリアヨーグルトのブルーベリー味。

チーズを作り始める時間は夜がベスト。
冷蔵庫で8時間ホエーを排出するので、作り始めは夜作って朝食に食べるのがお勧め。もちろん午前中に仕込んで夜、ワインのつまみにするのもOK。

2
牛乳を牛乳にヨーグルトを入れる牛乳を攪拌
牛乳500㏄+ヨーグルト180gを入れて弱火で80℃位まで攪拌。
牛乳とヨーグルトを入れてヨーグルトを砕きながら攪拌し80℃位まで温める。温度計が無い場合は、沸騰手前まで位でOK。
※ヨーグルトの量は500gまでならOK。ヨーグルトの量が多いほど水切りヨーグルトの味に近くなる。
3
牛乳のカゼインとホエイ酸でカゼインタンパクが凝固
80℃で10分位攪拌しているとモロモロしてくる。
カゼインが凝固してくると、分離してホエイ(半透明の水)が見えてくる。上記のような感じになったらOK。
4
ボウルとザルをボウル、、ザル、布カードを流し込むボウルに溜まったホエイ冷蔵庫でホエーを排出8時間
布で濾して冷蔵庫で8~24時間ホエーの自重排出
布でモロモロしたもの(カード)を濾します。
ボウルにホエーが直ぐにたまるので一旦ホエーを取り出します。このホエーは良質なプロテインで、低カロリー。ヨーグルトのブルーベリー味が効いていて飲みやすいので、筋トレやダイエット飲料として是非飲みましょう!
5
ホエーの排出完了出来立てチーズ自家製チーズ完成手作りチーズをトーストで
8時間後冷蔵庫から取り出して完成。
いい感じで脱水されています。写真の小豆みたいなのはブルーベリーです。そのまま食べてもいいし、朝食のパンにつけても美味しい。ポイントは、出来上がったチーズを乗せてからオーブンで焼く。ちょっと贅沢な朝食になります。量的には家族4人分はイケます。
6
シフォンケーキ水切りヨーグルトのシフォンケーキ
チーズを使ってお菓子作り。
チーズケーキやパンケーキなど、クリームチーズやバターの代わりに使用するとヘルシーに仕上がる。今回はシフォンケーキを作ってみた。本来クリームチーズ等は使用しないが美味しく焼けました。
チーズの種類にはそれぞれ理由がある。
世界には数百種類のチーズがある。
・車輪型の大型チーズ。
→イタリア、スイスなど山岳部に多い。運搬に便利という理由などからサイズが大きくなっていった。
・農家や修道院で作られるチーズ。
→手に入る乳の量が限られていた為、酪農で作られる山岳チーズとは異なり、小型な白カビやウオッシュチーズが作られ進化していった。
・ギリシャなど暑い地域のチーズ。
→塩味が強い熟成しないフェタチーズなどのフレッシュチーズが作られた。

逆に言えば、環境に応じたチーズを作るのが一番美味しいチーズを作るという事になる。日本の環境では、熟成をさせるタイプのチーズはむつかしい。一般家庭で年中チーズを作るとするなら、冷蔵庫を利用した、酸凝固のフレッシュチーズがやはり最適である。

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▼自家製チーズ作りのLINK集

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