バター
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手作りバターの作り方

バターは牛乳から分離したクリームを練って固めたもの。乳脂肪の塊である。牛乳から作られる量はバター100gに対して牛乳が約5リットルも必要となる。ちなみに市販されている牛乳は均等化がされているため、どんだけ頑張っても作ることができない。一般的に手作りでバターを作る場合は、市販の生クリームを使うことになる。また生クリームの乳脂肪分の量によって出来上がるバターの量が異なってくる。

材料
・生クリーム…200ml-1~3パック
・塩…お好みで
道具
・ボウル・ヘラ
・ミキサー

Let's cooking!

■市販生クリームをミキサーIN
とりあえずミキサーへ市販の生クリームを入れます。
■ミキサーを回すとあっという間にモロモロとしてきます。
ミキサーの回転により乳脂肪分が結合し水分と分離することにより、見た目がモロモロしてきます。
■さらに回すとこんな感じに。

黄色い固形物が乳脂肪、水分がいわゆるバターミルクになります。


■バターミルクを取り除きます。
ミキサーで回すのがきつくなってきたら、止めて水分(バターミルク)を出します。
バターミルクは栄養素満点!捨てないで、そのまま飲んでもいいですし、普段使う牛乳のレシピの代用品として使ってください。一般的にはパンケーキなどがおいしくできると言われています。
■バターをミキサーから取り出しボウルへ
ボウルに移したバターに出来れば氷水。無いなら冷たい水。面倒なら水道水をいれてバターを冷やしながら、バターをヘラなどで捏ねます。ヘラが無ければ手でもOK。コネコネします。これはバターに残った水分(バターミルク)をさらに搾り出す作業になります。
捏ねていると水が濁ってくるので、水を入れ替えます。これを大体3~4回繰り返します。ここは念入りに捏ねましょう。そして捏ね終わったら最後に水を捨てて無塩バターの完成です。もし有塩バターを作るならこのタイミングで塩を加え捏ねましょう。
■完成。
基本的にすぐ食べれますが、ラップか容器に入れて冷蔵庫で一日寝かせましょう。特に塩を加えている場合は寝かせることによって味が均等化します。ちなみにバターは100gあたり717kcal。エネルギー満点です。

生クリームからバターができる仕組み

バターが出来る仕組み
■回転によって脂肪同士がくっつく。
今回作ったバターは生クリームから脂肪を分離したものである。
ミキサーで回転を加え、生クリーム中の脂肪の膜を破壊。脂肪は膜が破壊されると脂肪同士がくっつく性質がある。次にボウルで捏ねるのはさらに脂肪に残された水分を押し出すためである。言ってみればより純度の高い脂肪をえるための工程である。

バターとチーズの違い。

どちらも乳から作られますが、チーズはレンネットを使って乳脂肪とタンパク質を凝乳しホエーを出したもの。また菌によって熟成させたりして作られるので製法によって様々な味になる。バターは乳脂肪の塊。似ているようで、意外と違います。
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