ウイスキーの7つの飲み方
■ストレート
■ オンザロック
■ ミスト
■ 水割り
■ ハーフロック
■ トワイアップ
■ ホットウイスキー
スコッチウイスキーは一般的には水:ウイスキー=1:1で飲むトワイアップが一番スコッチ本来の香りも楽しめ良いとされています。実際スコットランドではストレートで飲む方が少ないようで大体水を足して飲む様です。ただ日本ではロックや水割りで飲む人が多いようです。また最近ではスコッチウイスキーをハイボールで飲むなんていうハイカラな人も多いとか~。ま~飲み方は自由だと思いますので自分が一番好きな飲み方で飲む事をお勧めします。
★.クラブスモークよりお知らせ。
■ストレート
ウイスキーのおいしさをじっくり楽しめます。のどで味わうように飲むのが真骨頂。のどに立ちのぼる香りとともに、心地よい快感をお楽しみください。
1.小ぶりのグラスに、1/3~1/2程度、ウイスキーを注ぎます。
2.すこし大きめのグラスにミネラルウォーターと氷を入れ、チェイサーを作ります。
さらにおいしく楽しむコツ
●ウイスキーとチェイサーを交互に飲むことで口の中がリフレッシュされ、一口ごとにウイスキーのおいしさが味わえます。
●チェイサーは水に限らず、ウイスキーのタイプに合わせて色々とお試しください。
●どっしりした濃厚な味わいのウイスキーには、きりりと冷やしたミネラルウオーターを。少し甘味のあるウイスキーには、牛乳や、温かい麦茶もよく合います。
●あらかじめグラスも冷蔵庫で冷やしておくのもおススメ。
■オンザロッック
ウイスキーと氷で、自分流にダイナミックにつくりましょう。ひとくち飲むごとに氷とグラスが奏でる、軽やかな音をお楽しみください。
1.できれば3センチ角程度の氷を2個~3個、小さい氷であればグラスにあわせて適宜入れます。
2.グラスの半分くらいまでウイスキーを注ぎます。
3.マドラーなどで軽く混ぜ、氷とウイスキーをなじませます。
さらにおいしく楽しむコツ
●オン・ザ・ロックスは冷たさが命。グラスが冷えていなければ、水と氷をたっぷり注ぎ、 冷えたらいったん捨てて、もういちど空にしてからつくりましょう。
●固くて溶けにくい氷を使うのもポイント。できれば製氷皿を使って、少し大きめのしっかりした氷を作りましょう。
●冷えたミネラルウオーターなど、チェイサーを用意しておくのもおススメ。
■ミスト
ミストは霧の意。ロックグラスの外面に白い霧がつくのがよく見えて、冷涼感はひとしおです。
1.ロックグラスにクラッシュドアイスをたっぷり入れます。
2.ウイスキーを適量注ぎます。(30~45ml)
3.レモンピールを搾りかけ、グラスの中に落とします。
さらにおいしく楽しむコツ
ミストに使うウイスキーは、個性の強いシングルモルトやバーボンよりも、個性穏やかなブレンデッド・ウイスキーがおすすめです。
■水割り
ゆっくりくつろぐ時間のお伴には最適。コツさえつかめば、いつでもおいしく仕上がります。お気に入りのグラスでゆったり味わってください。
1.氷をたっぷり入れます。
2.ウイスキーを適量注ぎます。(30~45ml程度)
3.水を足さずに13回転半かきまぜます。
4. 氷を足します。
5. 天然水をウイスキーの2~2.5倍注ぎ、3回程度軽くまぜます。
さらにおいしく楽しむコツ
●おいしい水割の基本的な割り合いと言われているのは、ウイスキー1に対してミネラルウオーター2~2.5。
●水がウイスキーの個性をやわらかく包むので、食事と楽しむウイスキーの飲み方としても 知られています。お好みの濃さでお楽しみください。
■ハイボール
きりりと冷えたハイボールはウイスキー本来の味わい・コクが断然際立ちます。料理の味わいも引き立てる飲み方です。
1.グラスに氷を一杯に入れて冷やします。
2.冷蔵庫でしっかり冷やしたウイスキーを適量注ぎ、きりりと冷えたソーダを加えます。(ウイスキー1:ソーダ3)
3.炭酸ガスが逃げてしまわないよう、マドラーでタテに1回まぜます。
---さらにおいしく楽しむコツ!
●爽快感を楽しむウイスキースタイルですから、炭酸ガスが逃げないようかきまぜすぎないことがポイントです。
●氷なしのハイボールもおススメ。よりウイスキーの旨み・甘みが楽しめます。グラス、ウイスキー、ソーダはしっかり冷やしておきましょう。
●レモンピール(レモンの皮)で香りづけすると、爽快感がいっそう引き立ちます。
●ソーダ水以外の炭酸ガスのはいった飲み物、トニックウォーターや梅ソーダなどでつくっても、それぞれの個性を生かしあって、おいしく楽しめます。
---ハイボールの語源!
「ハイボール」の語源には諸説ありますが、よく知られているのがゴルフの「ハイボール」説。ゴルフ場で英国紳士が当時はまだ珍しかったウイスキーのソーダ割りを試したときのこと。飲んでみるとそれは美味。そこへよほど高い球を打ったのかボールが飛び込んできたのをみて、感動した紳士は「これがハイボールだ!」と言ったとか。
■ハーフロック
ハーフロックはオン・ザ・ロックスのスタイルで、ウイスキーと水、ソーダなどを1:1でつくります。 ウイスキーの香りと味をマイルドに引き出す、スタイリッシュな飲み方です。
1.3センチ角程度の氷を2個~3個、小さい氷であればグラスにあわせて適宜いれます。
2.お好みにあわせ、ウイスキーを適量注ぎます。
3.ウイスキーと等量のミネラルウォーターを注ぎ、マドラーなどで軽くまぜます。
さらにおいしく楽しむコツ
●炭酸ガスはウイスキーの隠れたキャラクターを引き出します。
●味わうウイスキーの個性に合わせ、ソーダ、ジンジャーエール、コーラ、トニックウオーターなどで割ってみるのもおススメ。
■トワイスアップ
ウイスキーの芳香を堪能したい方にはぜひ。グラスから立ち昇ってくる香りをじっくり探求してください。つくり方は簡単なのに奥深い飲み方です。
1.ウイスキーをグラスに注ぎます。
2.同量の水を注ぎます。水はあえて冷やさず、常温のものでお試しください。
さらにおいしく楽しむコツ
●ウイスキーの「香り」を知るのに最適な飲み方。常温のウイスキーと水がウイスキーの個性を引き出します。
●ワイングラスやテイスティンググラスなど脚付きのグラスに注ぎ、静かに揺すって香りを立たせて楽しみましょう。
トワイス・アップは、初めて出会うウイスキーや、新しいボトルの封を切るときにはオススメの飲みかたです。ひとつのウイスキーをストレートからトワイス・アップ、そして水割りと、ウイスキーを様々な角度から楽しむもよし。ちがうタイプのウイスキーをトワイスアップでためして、微妙な香りの違いを探り当てるのもよし。あなたの味わいの世界を広げてみませんか。
■ホットウイスキー
あたたかいグラスから柔らかに香るウイスキーのおいしさは格別です。柑橘類など、相性のいいトッピングも多く、楽しみが豊富な飲み方です。
1.ウイスキーをグラスの1/3から1/4ほど注ぎます。
2.ウイスキーの倍量、または3倍くらいのお湯を加え軽く混ぜます。
さらにおいしく楽しむコツ
●レモンなどの柑橘類など相性のいいトッピングが豊富です。シナモンスティックやクローブ、バジルなどのハーブ類、 ジャムやドライアップルなど、オリジナルのトッピングでひと工夫してみてはいかがでしょう。
●お湯は80度くらいが最適です。グラスはあらかじめ、お湯であたためてからウイスキーを注ぐようにしましょう。
●山や川辺など、アウトドアで小さなシェラカップで飲めば、暖をとるのにも効果的です。
トッピングにはレモンなど柑橘類のほか、相性のよいものがたくさんあるのもホットウイスキーのいいところ。シナモンスティックやクローブ、バジルなどのハーブ類、ジャムやドライアップルなど、オリジナルのトッピングでひと工夫してみては。あたためた濃い牛乳や紅茶でもおいしくつくれます。